さて、この日曜日から、トップリーグの開幕を追うように、あわわっちの長男アラン(小学校1年生)のラグビースクールが再開された。7月最終週の練習以来約1ヶ月の夏休みであった。
でもって、ウチのアランがどこのラグビースクールに通っているかというと、この手のWeb に実名を出して良いのか正直迷うところだが、お子さんに何らかのスポーツをさせようと検討されている方にとって、色々と参考になると良いなーという思いで、思い切ってバッチリ書いちゃうと、ワセダクラブというスクールに通っている。私見を簡単にご紹介します。
(http://www.wasedaclub.com/)
ワセダクラブは、私あわわっちの個人的な理解の下に記述すると、そのものずばり早稲田大学が設立したNPOが運営している。
「私たちは日本のスポーツ改革に挑戦しています」と公式サイトのトップページに書いちゃうぐらいの意識の高さであるが、事実その通りだと思う。
活動内容は、俺様の理解するところでは、スポーツを通した少年・少女の育成と地域社会との交流である。
具体的には、早稲田大学に体育会運動部として存在している種目については、”ディビジョン”という名目でスクールが存在している(はず)。アメフト、アーチェリー、ゴルフ、サッカー、スイミング…ってな具合である。詳しくは上述の公式サイトをご覧ください。
体育会系運動部としてインフラが整っているわけだからハード面はバッチリなわけで、あとはそこに運営というソフト面が加われば、設備投資はゼロでスクールを設立できるはずだ。という発想がその根底にあるんだと思う。設立されて丸5年かな。
ウチのアランは、このラグビー・ディビジョンに在籍しているので、西武新宿線の上井草にある早稲田大学蹴球部のグラウンドに通っているのである。
ハードウェアはあるからあとは運営だけとさしあたって書いてはみたものの、世の中そんなに甘くないと思う。NPOとは言え、一つの組織を経営するノウハウは当然の如く必要だし、当該法令との整合性を絶えずチェックする機能は求められるだろうし、第一事故が無いようにスポーツのスクールを回さないといけない。なので、フルタイムで業務に従事されている方がいる。社員さんである(ちょっと意外でしょ?そうでもない?)。
以下は、俺様が知る限りのラグビー・ディビジョンの話。
ところで、天然芝のグラウンドって、無限のリソースだと思ってらっしゃる方いらっしゃいませんか?つまり、使われていない時間に使うことは有効利用である、良いじゃん空いてるんだから、使ったって。減るもんじゃなしーって感覚をお持ちの方ということです。
実はそれは大きな間違いです。
上井草のグラウンドに関して言えば、年に2,3回1ヶ月間の芝養生期間というのが取られ、その間は天然芝のグラウンドは使用不可になり、専門家が芝の補修や張替えを行うことで、ピッカピッカのグラウンドを維持している(張り替えたばかりの天然芝っていうのがホントにこの表現がピッタリですよ)。何が言いたいかというと、大学スポーツのある種のプロ化が顕在化している中(早稲田大学蹴球部なんて自他共に認める最たる例だと思うけど)、高々子供達にラグビー(もどき)を教えるために、常勝を課せられたワセダのこのグラウンドという有限のリソースを使うということは、それなりのNPO(クラブ)の意義・目的についての学内でのコンセンサスと、クラブ-体育会運動部間での実務的な折衝・調整能力が必要なんじゃないかな?と思う。
それから、協賛企業というのも結構ある。
ご存知かどうか分かりませんが、早稲田大学蹴球部(いわゆるラグビー部)は、アディダスと公式スポンサー契約を結んでいるようですが、ワセダクラブの協賛企業にもアディダスは名を連ねているので、アランのラグビー道具、具体的にはジャージ、パンツ、ストッキングはクラブから販売されるアディダス製である。スパイクとウィンド・ブレーカーはアメ横のスポーツショップで買ったのだが、空気を読んでアディダス製を購入しておいた(笑)とにかくそれぐらいアディダス一色。
年に1回、ポカリスウェットの1リットル用の水筒と、1リットル用の粉末と巾着とタオルが配布されるような気がする。そして、子供たちがこのボトルを持ちニッコリ笑って記念写真というエビデンスが儀式のように撮影されるが、これも協賛企業ってことなのかな。
協賛企業さんのお陰なのか、クラブの会費は1年間で36,000円という破格の安さである。
練習自体は、さぞトップダウンのスパルタ英才教育がなされているだろうとお思いになるかもしれないが、実のところそうでもないような気がする。基本的にコーチはボランティアで、子供たちのお父さんがやっておられるのが基本である。練習内容は、1名のチーフコーチと数名のアシスタントコーチの合議により考えられている(という私の理解)。各学年3,40名の子供たちが所属しており(アランの学年、小1は38名の所属)、大体常に8割ぐらいが出席しているんじゃないのかな?という肌感覚。未就学の年少・中・長、小学校6年間、中学校3年間までの学年がある(女子とシニアもあるけどね)。
未就学児と小学生は日曜日の午前中に練習があるので、9学年が1.5面(1面天然芝、半面人工芝)のグラウンドで一気に練習を行う。

- 上井草Gでの練習風景
写真では、雰囲気伝わらないかもしれませんが、結構壮観な風景ですよ。
とにかく、フルタイムで従事しているか、ボランティアで運営に携わっているかは別にして、いずれにせよ物凄く熱い情熱が無いことには、このクラブが成り立たないのは事実な訳で、インフラがもともとあったというポイントが、ここの部分に影響を与えているかどうかは本質的な議論でないと思う。とっても頭が下がるし、この場を借りてお礼を申し上げたい。
ところで、ウチのアランは年中の終わり(2月)から加入したので、ラグビー暦1年半のキャリアを持つが、正直ヘナチョコである(汗)。かなりのヘナチョコである(苦笑)。俺様もラグビーを多少なりともやってきたが、彼はヘナチョコである(泣)。タックルとかまともに出来ない。ボールを持つとバシバシタックルされて倒されている。下手すると仰向けに。たまに、偶然の産物でトライとか決めてるが、本人的には凄いスピード風を裂き、相手を抜き去りインゴールへと走りこんでいるイメージらしい。
それでも、とにかく毎週日曜日の午前中の練習が楽しいらしいので、何よりである。