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Japan ブランドの崩壊

2008年9月23日(火曜日) | 生活 | コメントはまだありません

事故米の不正転用事件、嫌ですねぇ、最悪ですねぇ。
太田農相の言葉足らずの記者会見も火に油を注いでましたね。政治家って不思議。ウチの会社あたりでも、あの情報処理能力、コミュニケーション能力だったらとっくにクビだなぁって思うんだけど、議員はクビになるわけではなく、ほとぼりが冷めたら閣僚入りしたりするんですかね。

マンションの耐震強度の偽装事件なんかもまだ記憶に新しいと思いますが、衣・食・住っていう生活の根幹に関わる部分において、手抜きやケアレスミスって類じゃなくて、明らかに悪意をもった者により、提供されるサービスの品質低下どころか、安全な生活までも脅かす事件が相次いでいて、嫌な世の中になったなぁとしみじみ思います。

さて、今日はあわわっちが一連のこの手の事件を見て何を思ったかの話。

皆さんは外国でジェットコースター的類の乗り物に乗ったことがあるでしょうか?
不肖あわわっちも、その手の乗り物が大好きなので、割と海外滞在中は仕事の出張中であってもチャレンジしちゃう性質です。生涯で乗ってみた海外の乗り物は、
 ・ソウルのロッテワールドの乗り物(バイキング的揺れる船が印象に残ってる)
 ・パリのコンコルド広場の観覧車。チュイルリー広場脇にあった観覧車
 ・ラスベガスのストラトスフィア・タワーの3種類の絶叫マシン
等が挙げられる。

そんな乗車時にいつも感じる心情としては、決まって
 「ここは日本じゃないけれども、この乗り物の品質は大丈夫だろうか?」
という不安。
韓国は、ソウル市内の川に架かっている橋が平然と落ちちゃうような国ですし、パリでは明らかに酔っ払ってる(というかラリってる)ニーちゃんが取り仕切っている観覧車で、構造と言うより操作が心配だった。日本じゃありえないなぁと。ラスベガスでは、やっぱりバイトのテキトーそうなニーちゃん・ネーちゃんがフザケながら操作していて、訴訟の国なので乗り物自体は安心できたが、ベルトの装着の仕方が不安で仕方が無かった。
似たような感じ方をされた経験をお持ちの読者も多いのではないでしょうか?
毒入り餃子の原因は中国にあり、との報道を聞いたときの、何となく「それなら納得!」と合点が行くあの心理です。

また、皆さんは一昔前の浅草花やしきや太宰府天満宮横の遊園地のような、かなーりマイナーな施設でジェットコースターに乗った経験というのはおありでしょうか?この場合は、当然それらアトラクションは派手な乗車体験ではないが、メジャーどころ(例えばディズニーランド)と同等のメンテナンスは施されてるのかなあ?大丈夫かなあ?地味だけに逆に心配になってしまう。こんな感じ方をされた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?

でっ、本題。
この心理を俺様なりに、裏っ返して突き詰めていくと、その手のアトラクションに関して、設計・構築・メンテナンス・運営に関してある条件をクリアしていれば何となく安心できる、できてるって話になる。
それは、日本人のある程度の規模なり、知名度なり、実績がある母体がマネージしててくれれば、ぱっと見危険がありそうな乗り物でも、それはスリルの域を出ないもので、怪我無く事故無く帰ってこれるという安心感がある。
だって、日本の名うての企業がバックに付いているんですものって感覚。

対極にあるのは、乱暴な言い方を敢えてすれば、韓国人が作る建造物、うーむ?フランス人の労働者階級、深酒して仕事しかねない?アメリカのその辺の若者、Needless to say?みたいな固定観念である。(偏見以外何物でもないのだが)

そうやって考えてみると、この固定観念、言い換えれば先入観というやつが、実際問題として非常に大きなウェートを占めるのである、人間の心の中で。
固定観念や先入観というのは、悪い方に表出した際には、それは偏見と呼ばれる類のものになり、非常にやっかいかつ悪弊をもたらす。ただし、良い方に倒れた場合には、これはブランドイメージと呼ばれる。そして、ある種の幻想に似た無形の価値を創出する。何でも無いところから、人が価値を感じるもの(あくまで無形だが)を生み出すのであるから、まーさ-にー創出である。

日本人は元来、勤勉であり、拘りを持って働き、仕事は手を抜かず、品質の良いものを安定して作り出すこと、作り出せることが社会の発展の原動力で、それらが海外からも認められ、1億人という市場だけにとどまらず海外市場でも日本製品が買われ続けて来たというのが俺様の理解だ。そうやってMade in Japan のブランドイメージ、ブランドの価値を高めてきた。

物事を右肩上がりのモデルを前提に考えることが出来なくなってきた今の日本。それでも物価・賃金は依然として外国と比較して高いので、高付加価値のビジネスモデルで各分野で一点突破を図っていくしか、グローバルな市場では生き残れないとも言われている。

自国民の衣食住さえ危うい昨今、Japan ブランドは大丈夫なのかな?
これが今日のあわわっちの心配。
不正に利益を上げてた奴が腹立たしいって感じるより、俺たち大丈夫なのかな?って心配の方が先に来た。

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