オグ・マンディーノ作「十二番目の天使」を読みました。 夕べ、文字通り”休む間もなく”一気に冒頭から完結まで読み切りました。 とても深く感銘を受けました。 泣きました。
決して自分から手にとって読んだわけではないので、この作品とはとても幸運な出会いだったと言えます。 というのは、もともとリーダ(妻)が、リーダの勤める会社の社長から薦められてお借りしてきた本として単行本が我が家にあり、それを何の気なしに読んだだけだったのです。
2001年に刊行された本作は、とても感動的な物語で、今後も多くの人を魅了するであろうことは想像に難くないのだけれど、押し付けがましいところが全く無いんです。 心のカイロプラクティスとでも言いましょうか、ウリャ!ゴリゴリ、ボキボキっといった、心の荒業整体師というのではなく、姿勢を正しく保つ事を長期に亘って促すことで、徐々に体の歪みを矯正していくかの如く、私たちの心を”前向きに!”という正しい姿勢へと勇気付けてくれます。
ネタばれの無い程度にあらすじを書くと・・・ 舞台はアメリカ、ニューハンプシャー州ボーランド。人口5,000人程度のこの小さな町に、主人公ジョン・ハーディングは住んでいる。40歳少し手前のこの白人男性は、これまでのたゆまぬ努力により地位、名誉、富、そして愛する家族と、人が求める全てのものを手に入れ、故郷であるこの小さな町に凱旋してくる。しかし、そこで思わぬ悲劇に遭い、失意のどん底から、自らの命を絶つことばかりを考える。そんなある日、幼馴染の親友ビルの半ば強引な薦めから地元の野球チーム”エンジェルス”の監督を引き受けることになる。そこで出会った12人の少年の中に、誰よりも下手くそだけど、誰よりも熱心なティモシーがいた・・・
物語はひと夏の、リトルリーグの大会に沿って描かれて行く訳だけど、俺様の陳腐な日本語で書くとこんな感じのストーリーになっちゃうが、とても読みやすく押し付けがましいところがなく、それでいて非常に深く感銘を受けます。 たかが小説(=作り話)、されど小説。
遅読の俺様が4時間で読めた分量ですので、お時間、ご興味のある方は是非。 心の背骨の歪みが、少しは治るかもしれません(笑)
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