何かを見聞きして、それを契機に記憶の中から何かを思い出すってことありますよね。 いわゆる連想するって奴。
今日は、 何かを見て何かを思い出したり、思い出さなかったり、 あるいは 以前とは全然異なるものを想起したり っていうのは、歳を取るごとに変わってくるなぁってお話。
皆さん”IE”って言葉を聞いて何を思いつきますか? このBlogをネットを通してご覧になってる方なら、 Internet Explorer ですかね? ご存知、Microsoft社製のWeb Browser製品の略称ですよね。 私もその”IE”を連想、想起します。
最近ちょっと調べ物をしていた本に、 IE(Industrial Engineering) という用語が出てきました。 経営工学とか生産工学とか訳すんですかねぇ・・・・・・
って、 実はこれは俺様の大学時代の専攻のど真ん中の用語なんですよね。 俺様はこう見えても修士号なるものを持っているので、大学には6年間通ってました。
学費をせっせと払ってくれた両親には申し訳ないぐらい不真面目な学生だったので、全然大それたもんじゃないんですが、管理工学科という学科に通ってましたので、専門課程に入った3年時から修士の2年までの4年間ずっと何らかの形でIEに携わってたはずなのに、最近本でこの用語を目にして、 「はて?この用語なんだっけ?」 ってなぐらいの印象でした。
ITの企業に勤めてるっていうのもあるし、自分が修士号を持っていることを本気で忘れて、学位のある人に 「凄いね!勉強好きなんだね!」 なんて手放しで言っちゃったりするし、単にアホだっていうのも否めないので、あり得ると言えばありえるけど、やっぱり冷静によーく考えてみると不思議な感覚。
もう一つちょっと情緒的な話をすると、 細かいことは忘れちゃったけど、村上春樹の小説「ノルウェイの森」の中で、主人公の「僕」が「ナオコ」との思い出の場所を後にたまたま訪れた際に、 「それは印象深い出来事だったので、今後生きていく中で、ここに来る度にナオコのことを思い出すと思ったのに、そのことを思い出すまでに随分と時間が掛かったことが少なからずショックだった」 って感じのシーンがあったかと思う。 (どんなシーンだったか正確に覚えている方、気が向いたらコメント欄で教えて!)
俺様にも似たような経験があって、 大学生の時にその頃大好きだった女の子と東京ドームにマイケル・ジャクソンのコンサートに行き、帰りに混んだ水道橋駅を避けて飯田橋駅まで歩き、駅のホームで話し込んだことをきっといつまでも思い出すんだろうなぁなんて、当時漠然と思っていたんだけど、数年前から上野に住むようになって市ヶ谷のオフィスに通うために、飯田橋は毎日通過してる。
全然思い出さないね。 何年か前に、最初に思い出さないという事実に気付いたときは、それなりにビックリしたけどね。
まあ、その代りといってはなんだけど、嫌なこともどんどん忘れてるんだろうけどね。 連想したり、しなかったり、想起する内容がコロコロ変わっていく。 これって進化なのかな?退化なのかな?
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