不毛地帯

2009年12月23日(水曜日) | | コメントはまだありません

今日は、「不毛地帯」の感想。

山崎豊子の「不毛地帯」を読みました。
山崎豊子原作のドラマ「不毛地帯」の感想ではありません。
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矢印を自分に向ける

2009年7月25日(土曜日) | 仕事, | コメントはまだありません

大学生の時にある先生が良くおっしゃっていた言葉がある。
 「君たちは最高学府に通っているのだから、まずそれを誇りに思いなさい。そして、もっともっと勉強しても罰は当たらないはずです。人間は辛い時にこそ、どれだけ頑張れるかで価値が決まるものです。」
というような内容だったように記憶している。 › 続きを読む

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十二番目の天使

2009年3月21日(土曜日) | | コメントはまだありません

オグ・マンディーノ作「十二番目の天使」を読みました。
夕べ、文字通り”休む間もなく”一気に冒頭から完結まで読み切りました。
とても深く感銘を受けました。
泣きました。

決して自分から手にとって読んだわけではないので、この作品とはとても幸運な出会いだったと言えます。
というのは、もともとリーダ(妻)が、リーダの勤める会社の社長から薦められてお借りしてきた本として単行本が我が家にあり、それを何の気なしに読んだだけだったのです。

2001年に刊行された本作は、とても感動的な物語で、今後も多くの人を魅了するであろうことは想像に難くないのだけれど、押し付けがましいところが全く無いんです。
心のカイロプラクティスとでも言いましょうか、ウリャ!ゴリゴリ、ボキボキっといった、心の荒業整体師というのではなく、姿勢を正しく保つ事を長期に亘って促すことで、徐々に体の歪みを矯正していくかの如く、私たちの心を”前向きに!”という正しい姿勢へと勇気付けてくれます。

ネタばれの無い程度にあらすじを書くと・・・
舞台はアメリカ、ニューハンプシャー州ボーランド。人口5,000人程度のこの小さな町に、主人公ジョン・ハーディングは住んでいる。40歳少し手前のこの白人男性は、これまでのたゆまぬ努力により地位、名誉、富、そして愛する家族と、人が求める全てのものを手に入れ、故郷であるこの小さな町に凱旋してくる。しかし、そこで思わぬ悲劇に遭い、失意のどん底から、自らの命を絶つことばかりを考える。そんなある日、幼馴染の親友ビルの半ば強引な薦めから地元の野球チーム”エンジェルス”の監督を引き受けることになる。そこで出会った12人の少年の中に、誰よりも下手くそだけど、誰よりも熱心なティモシーがいた・・・

物語はひと夏の、リトルリーグの大会に沿って描かれて行く訳だけど、俺様の陳腐な日本語で書くとこんな感じのストーリーになっちゃうが、とても読みやすく押し付けがましいところがなく、それでいて非常に深く感銘を受けます。
たかが小説(=作り話)、されど小説。

遅読の俺様が4時間で読めた分量ですので、お時間、ご興味のある方は是非。
心の背骨の歪みが、少しは治るかもしれません(笑)

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容疑者Xの献身

2009年3月20日(金曜日) | | コメントはまだありません

東野圭吾作、「容疑者Xの献身」を読みました。

面白かったです。
あまりの面白さに、立て続けに2回読みました。

先月ウチの会社でオフィスレイアウトの大々的な見直しが行われ、各部署が順次引越し(我々の部署は6Fから7Fに移動)をしたのですが、俺様とロッカーが隣り合わせだった親友のジョージ・クーニーが荷物を整理している際に、この本面白いよ、あげると文庫本をくれました。
 「シリーズ物で、他のはつまらないけど、これは面白い」
とのこと。
小説の趣味は割りと合うクーニーと俺様なので、正直全然知らない話だったけど、まあ暇つぶしに読んでみるかと思い読み始めたら、初っ端から無駄の無い描写で、あっという間に引き込まれてしまいました。

後で色々調べたら第134回直木賞受賞作なんですってね。
ミステリ作品が直木賞を受賞した実績って、過去にどれぐらいあるんでしょうか?

決して殺人を肯定する訳ではないけど、読んで、感動して、グアングアン泣いてしまいました(2回とも)。

この作品、当初発表された時は、
 「容疑者X」
という題だったらしいですね。
後に何かのタイミングで「容疑者Xの献身」に改題されたとか。

献身、contribution。
誰かが誰かの為に、あるいは何かの為に、身を粉にして、あるいは身を挺して働く。
それは身の安全を守るという物理的な目的の為かも知れないし、名誉を守る、誇りを賭けるという信義上の目的の為かも知れない。
あるいは、単に愛のためかもしれない。
でも、一番人の心を打つ行為、状態かも知れませんね、献身。
叙事詩のようで叙情詩のような本作が、多くの読者に支持されている所以でしょうか。

また、
この本が本格ミステリーか否かの議論が世の中にある(あった)らしいですね。
「本格ミステリベスト10」に選ばれるに相応しいか否か?がその争点と理解していますが、実に下らないですね。
だって、それって、本やコンテンツ、出版に携わる提供側のロジックですよね。
消費する我々としては、本格かどうかなんてどうでも良くて、面白ければ読むし、つまらなければ本格だろうが、元祖だろうが、初代だろうが手に取らない。
勝てば官軍、負ければ賊軍。
手段を目的化せず、面白い作品を作ってくれれば、それで良いです。

最後に、
この本の面白さは、読んでみれば納得いただけると思うし、基本的に読まれる方のご判断にお任せしたいが、個人的に秀逸だなと思うのは、”本の薄さ”です。つまり、”話の短さ”。
これだけの題材を描こうと思ったら、普通上・下の二巻になっちゃうんじゃないかな?
この長さに収めているところに、作者の無駄の無い描写力と構成能力が現れているのでは?というのが個人的な見解です。

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