ロッキーを観ました。 そう、ロッキー・バルボアのロッキー。 イタリアの種馬のロッキー。 シルベスター・スタローン主演の映画、ロッキー。 › 続きを読む
Tags: シルべスター・スタローン, ロッキー, 特別編
チェイシング・エイミーを観ました。 1997年、ベン・アフレックが主演の映画。
僅かと言うべきか、もうと言うべきか、12年前の作品です。 アフレックがまだ若いです。
そして、本作ですが、 非常に面白いです。秀作です。お勧めです。
我々が、ビジネスの世界で活動する上で、以下のようなことが繰り返し言われます。 (政治の世界でも言われているのかな?) What (目的、目標)を明確にしなさい。 そして、How(そこに行き着くための方法)を考えなさい。 と。 この基本が中々できない。 Whatを明確にする、あるいは共通認識にすることなく、Howの議論ばかりしてしまう 失敗があまりに多くて、異口同音に声高に叫ばれている鉄則です。 迷走する会議の一番の要因はこれ。
映画も同じじゃないですかね。 何を描きたいか、どんなメッセージを伝えたいのかの一番大事な腰がブレたまま、撮影技法や、アクションや、映像処理やら、編集やらのテクにばかり意識が行くと、つまらない映画が出来上がりますよね。 とくにアクション大作。 ローグ・アサシンとかもまさにそうですね(あれは役者が大根なのかな?)
でも、低予算でもキラっと光る映画って、 コレを! っていうメッセージ、う~ん、っていうか物事の本質を、検証して、検証して、検証して、多面的に何度も見直して。 今度はそれを一風変わったスパイスの効いた炙り出し方、ちょっと側面から視点をズラして光を当てるようなアプローチをして来ますよね。
本作がまさにそれ。
この映画のテーマは、俺様の目には ”純愛” だと映りましたが、ご覧になった方はいかがですか?
恋愛感情と相手の性的嗜好との間で苦悩する主人公ホールデン(ベン・アフレック)、一度は克服したかのように思われたが、実はもっと深い迷宮がその先に待っている。ここまでエグくないにしても、嫉妬心やどうしても気になってしまう相手の過去とか、同じような経験って我々にもないですかね? 相手のことが好きで好きでどうしようもない。確かに愛しているんだけれども、どうしても心の中の雑音を無視できない、呪縛から逃れることができない。そこから抜け出す術を模索するホールデン。切ないですね。 そんなことはどうでも良いんだよ!愛しているんだよ!それが全てなんだよ、という相手の女性アリッサ(ジョーイ・ローレン・アダムス)の悲痛な叫びに真理が潜んでいるんだろうけど、なかなかそこまで行き着けないですね、人間の気持ちは。
とっても面白い映画です。
Tags: ベン・アフレック, 低予算映画, 純愛
ローグ・アサシン観ました。 連休を利用して、Starチャンネルを何となく録画しておいた作品で、また観ていないものを観るかってノリで。
ジェット・リーもジェイソン・ステイサムも、もっと言えば石橋凌も皆好きな俳優ですが、この映画は下らないです。 観るだけ時間の無駄です。 お金払ってレンタルしようなんて思っている方がおられたら、別のを借りた方が良いです。
これ以上、この映画について何か書くのも時間の無駄なので、止めます。
Tags: ジェイソン・ステイサム, ジェット・リー, 石橋凌
「ウォンテッド」(原題: Wanted)観ました。 面白いです。
「マトリックス」と「ファイトクラブ」を足して2で割ったような世界観
マトリックス(1作目)とファイトクラブを足して2で割ったようなイメージですかね。 これら2作を初めて観た時の衝撃には劣るような気がしますが、マトリックスの続編2作よりは遥かに面白いです。
暴力描写がお嫌いな方、子供にはお勧めできません。 マトリックスを髣髴とさせるアクション描写よりも、ファイトクラブを髣髴とさせるパイオレンス描写に耐えられないでしょう。
「ナイト・ウォッチ」(残念ながら俺様はまだ観てません)で名を馳せたロシア人のティムール・ベクマンベトフ監督、制作費7,500万ドルという、最近にしては比較的低予算で映画化した作品です。 過剰なバイオレンス描写が受けたというのが本作品の一般的な評価ですが、俺様個人としては、それよりも独自の世界観を描き切ったところ評価したいです。 本作で描かれている独特の世界のリアリティを、アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンの演技力、そしてベクマンベトフ監督の演出が裏打ちしていると見てます。 正直(もう1人の)主演のジェームズ・マカヴォイの存在感は今ひとつでした。
続編の製作も既に決まっているようですが、マトリックスのようにならないことを願うばかりです。 アクション&バイオレンス映画がお好きな人にはお勧め!
Tags: Wanted, アンジェリーナ・ジョリー, ウォンテッド, ジェームズ・マカヴォイ, ティムール・ベクマンベトフ, モーガン・フリーマン
Henry Pool is Here 観ました。 なかなか良かったです。
低予算の秀作にハリウッドの底力を見た
ストーリーは、言ってしまえばどうってことないんです。 でも個人的には好きな類の映画です。
不治の病に冒されたことが分かったビジネスマンの主人公ヘンリー・プールが、仕事も辞めて、自分が生まれ育った町に小さな一軒家を購入して引っ越してくる。 死ぬまでそこでヒッソリと暮らそうって腹です。 でも田舎町なんで、都会に住んでいたヘンリーとすれば、過剰なまでに親切な周囲の人々に徐々に翻弄されていく。
そんな時に、ヘンリーのこの家の外壁に現れた染みが、キリストの影だ、奇跡だってことになり… って話です。
奇跡なんてあるわけがないとか、あんな田舎町にあんな美人なシングル・マザーが住んでるわけがねぇ(笑)とか、色々突っ込みどころはあるんだけど、この映画は結論とかオチがどうとかってことではなくて、その世界観(映像が青みがかかっていて綺麗でしたね)にどっぷり浸って、その空気を吸い込むようにして愉しむ作品だと思います。 ある種観ている時のプロセスを愉しむみたいなね。
外出するのも疲れるし、かといってアクション映画も飽きたしなんて人が、休日の午後とかに、ビールでも飲みながら大切な人とのんびり観るのが良いんじゃないですかね。
Tags: キリスト, 低予算, 奇跡
ウォーリー (原題: WALL・E)観ました。 面白かったです。
デカルトの二元論に対するアンチテーゼ
舞台は人類がいなくなった29世紀の地球。 700年間一人ぼっちで生きてきた(?)、ウォーリーという名前のゴミ処理用のロボットのお話です。 陽気で人懐っこく、ちょっぴりコケティッシュなこのロボット、ウォーリーが、とうの昔に地球を捨てた人類と再会し、その未来の地球人に多大なる影響を与えていくっていうストーリーです。
はい、簡潔に言いましょう、さっすが、PIXAR です。 本作独自のキャラクターやストーリーという方言に関係なく、PIXAR ならではの共通語により、一定レベルの満足度が得られることは間違いありません。 過去にウッディやバズ・ライトイヤー、ライトニング・マックィーンという擬人化されたヒーローを生んできたこの製作会社が、今回のウォーリーをスターダムに押し上げるかどうかはこれからですかね?
今回、個人的に俺様がこの映画から強く感じたのは、二元論に対する真っ向からのNO! というメッセージです。 それを、肉体、精神のどちらも持たないWALL・Eというロボットが、面白おかしく提示していくという、ある種のパラドックスが楽しかったですね。
以下は、ちょっとネタバレですが、、、、
ダンスが魂を揺さぶる時、そこには生の肉体があるはず
29世紀の人類は、オデブちゃんばかりなんです。要はみんな肥満体なんです。 どうしてかって言うと、機械の高度な発達により、人類は歩く必要すら無くなったからです。 全員ソファーベッドみたいな地上数十センチに浮いたリクライニング・チェアに一日中乗っかっていて、どこに行くにもそれが自分の体を運んでくれるし、食事も勝手に作られて提供されるような世界が実現されているので、全く運動しないので太る一方なんです。
つまり、その未来の人類においての人類観、価値観というのは、完全にデカルトが提唱した二元論に基づいており、「精神」と「肉体」は全くの別物であると捉えられてるってことなんだと思います。 そこでは、人間の本質は非物質的なところに昇華された「精神」であり、「肉体」は付随的なモノに過ぎない。なので、肉体という物質的なモノの美醜は議論の対象外である。という人類観、世界観です。
でも、認知神経科学による医学的な説明を待たずしても、これって直感的に誤りだって分かりますよね。 「健全な精神は、健全な肉体に宿る」ってやつです。 精神は、机に座ってマンジリと考えることで高められていくって側面ももちろんありますが、体を動かしてその結果の疲労や達成感、爽快感、ホントの痛みとかによって高められていく側面もあるわけです。 この辺りは、「バカの壁」とかでの養老孟司先生の説明を読まれた方がスッキリすると思いますが(笑)
とにかく、精神至上主義という誤った方向でファイン・チューニングされた人類や、その価値観に対してアンチ・テーゼを突きつけるのが、(ホントは)肉体も精神も持たないロボットのWALL・Eだっていう、ちょっと皮肉めいた設定に、擬人化の仕事師集団のPIXAR ならではの匠の技があるな!とニンマリとしてこの映画を楽しみました。
お金払って見る価値ありですね。
Tags: PIXAR, アンチテーゼ, デカルト, バカの壁, 二元論, 擬人化, 精神, 肉体, 養老孟司
トロピック・サンダー/史上最低の作戦(原題:Tropic Thunder) 観ました。
ハッキリ言って下らないです。 でも、面白い。
ホントにここまでやるか、普通?
ホントに、ここまでやるか、普通?って思わせるぐらい下らないです。 ここまで突き抜けて下らないと、もはやすがすがしささえ感じますね。 お金払って観る価値あります。
ベン・スティラーってすごいですね。新時代のコメディ王かもしれない。 こういった正統派コメディとオフビート・コメディの中庸のバランスを取らせたら、ピカイチですね。 うん、バランス感覚が良い。 「プラトーン」や「地獄の黙示録」への愛情も感じます。
個人的には、ロバート・ダウニー・Jr のネチッこい、ネチっこい黒人キャラの演技がハマってしまいました。
あと、本作への有名俳優のカメオ出演が話題になっていますが、 これ、もはやカメオ出演のレベルじゃないですよ!! エンドロールの時のバックに流れる、カメオ出演の超トップスターのダンスは”気持ち悪さ”は必見です!! 演技自体も、普段のこの俳優へのイメージを破る非常に下品な型破りな演出に、”カメオ出演”でこそ出来る(?)枠に囚われない奔放なスタイルを垣間見ることができますね。
Tags: カメオ出演, コメディ