感性の開き具合のセルフメンテ
さて、ここまで3回分の投稿で、「感性」という曖昧模糊としたものの定義と、仕事においてはこの感性をいかに開かせることが一つのキーになるという仮説、そして優れた指導者は導く相手の感性を開かせることによって、素晴らしい結果を引き出すということをコロッケ氏のリーダシップを例に取り上げ、俺様なりの理解や解釈を取り上げて述べました。 今回は、本シリーズの締めとして実際の我々大人の実生活においては、どういうことを心掛けなければならないかということを、最後に自分なりの結論として述べたいと思います。
それは、自分で自分の感性を開き続けるという自助努力に他ならないのではないでしょうか。歳を取れば取るほど先人より後人が増えるわけだから、基本的に諸先輩方から指導を受ける機会というのは、徐々に減ると考えるのが一般的でしょう。 例えば現在35歳の俺様の場合、ウチの会社の第一線の現場で一緒に働いている方というのは、22歳~50歳ぐらいのレンジなわけで、35歳はまさに中間点。これから加齢とともに上の年齢より下の年齢の方が増えてくる。人数分布、すなわち各年齢での人数まで加味したら、上より下の方の人数が加速度的に増えるわけですよね。 如何に自分を塞ぎ込ませないで、目を見開いていられるかが勝負だと思います。
「感性」を含めて、体調、健康、モティベーションっていうものを如何に自己管理していくか?ってことをストイックに考えないといけない年齢ですね(ってゆーか、むしろ遅すぎ?)。 セルフメンテ、答えのトリガーは全て自分の中にあると。 そもそも目上の方だろうが、年下だろうが、(チカラコブ君の多読法の例のように)老若男女色んな人から”気付き”を得て、そして今度は、どこまで周囲の仲間の感性を自分が開いて行けるか!ぐらいの心持ちでいないといけないんでしょうね。
シーズン終了後のイチローのインタビューとか聞いていると、聞き手の話の持って行き方にも依りますが、イチロー選手は野球の技術論よりもマインドセットに重きを置いているように聞こえることがあります。 狭義な意味での野球とは無関係なポイントにも着目して、トータルな視点で常に自分をベストな状態にするようにセルフメントをしてるんだろうなぁと勝手に想像してます。
長いシーズンを通して、あるいは何年にも亘って活躍し続けるためには、一見すると野球とは関係ない”ツボ”にも注目し、広義の意味での”野球”生活の中で自己管理をしないといけないと、彼の”感性”が告げるのかな。とにかく、あのストイックなセルフメンテの姿勢は凄いとしか言いようがない。とても同世代の人間とは思えない。もはや指導者を仰げない達人の宿命として、自身の感性を開くための日々のテンション維持というのがそこにはあるのでしょう、たぶん。
イチローのようなワン・イン・ア・ミリオンになれなくても、かつて師匠から沢山感性ビームを受けたように、自分も周囲にポジティブ感性光線を出したいものです。 そういえば、イチローも「ネガティブは肌から入る」みたいな神秘的なことを言っていたような。ポジティブな感性を、周囲で一緒に仕事している人の肌から入れちゃいたいですね。 師匠には毛穴から入れちゃえ。
(おわり)
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